箱根小涌園の誕生

明治の元勲、藤田伝三郎男爵の嫡子、藤田平太郎男爵が大正7年に別荘として建てたものでございます。
代々藤田家は箱根に来ると宮ノ下の奈良屋旅館を常宿としていたが、旅館では不自由な面もあったのか、
当時小涌谷に平太郎の妻、富子の設計による純和風の別荘を建設。
平太郎が亡くなった後も、藤田家は別荘として愛用していたが、戦後処分される意向を示されたので、
小川栄一(藤田観光・初代社長)が譲りうけ、旅館にすることを決め、昭和23年5月に営業許可を取得、
名称を「小涌園」と命名、同年7月従業員15名収容人員25名で開業。
ここに箱根小涌園が記念すべき第一歩を踏み出しました。

開業当時の小涌園 (旧:藤田別荘・現:貴賓館)

建物は大正7年4月に上棟式を行ない、完成までに約3年の年月を費やしたともいわれています。
現在は昼は本格蕎麦、夜は蕎麦会席を提供しているが、20数年前までは宿泊棟として利用していた。

客室 月の間

客室の中では一番大きく、中心にあり、庭を通して明神ヶ岳などの箱根外輪山を望むことができる。
客室はほかに8部屋(花、風、雪、桐、桧、藤、竹、梅の間)の計9部屋であったが、現在は7部屋となっている。(写真は昭和30年)

第一号温泉(蒸気泉)噴出

開業後も風呂はわかし湯であったが、地元今井林之助氏の請負で9月初旬に着手していた第1号温泉が11月16日夜8時ごろ噴出、以後次々と温泉を採掘し、拡張を続ける基となる。

1959年(昭和34年)
5月 箱根ホテル小涌園開業(162室)
10月 ホテルドライブインオープン
1960年(昭和35年)
10月 世界の雑誌「TIME」に箱根ホテル小涌園が紹介される
1962年(昭和37年)
9月 世界の雑誌「LIFE」に箱根ホテル小涌園が紹介される
1967年(昭和42年)
7月 箱根ホテル小涌園に宴会場として「富士の間」が完成
1969年(昭和44年)
7月 小涌園グリーンボウルオープン(ボウリング場12レーン)
1973年(昭和48年)
4月 箱根ホテル小涌園増築および結婚式場完成
1976年(昭和51年)
7月 小涌園グリーンホールオープン(パチンコ)
1981年(昭和56年)
6月 コンベンションパレス完成(当時箱根最大の多目的ホール)
1982年(昭和57年)
2月 ホテル「和食堂」改装オープン
3月 ホテル「グリル」改装オープン(旧桜梅)
1983年(昭和58年)
7月 レストラン「フォンテンブロー」オープン
ホテル浴場「アダム&イヴ」オープン
1996年(平成8年)
3月 レストラン「ウィスタリア」を改装、洋中レストラン「グランヴェール」オープン
1997年(平成9年)
2月 「ファミリーマート小涌園店」オープン(ピニヨンより業態変更)
1998年(平成10年)
7月 ホテル大浴場「せせらぎの湯」オープン(露店風呂併設)
2001年(平成13年)
箱根をリードする新たなリゾート施設を目指し「箱根小涌園ユネッサン」開業
2009年(平成21年)
5月 箱根ホテル小涌園50周年を迎える
2017年(平成29年)
4月 全室に温泉露店風呂を設けた五感が癒される湯宿
「箱根小涌園 天悠」開業(150室)
2018年(平成30年)
1月 開業から58年が経過し、箱根ホテル小涌園営業終了
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